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2016年 08月 31日 (水)

日本はこれから非常に厳しい世の中になっていく



日本はこれから非常に厳しい世の中になっていく

―日本のこれまでの右肩上がりの経済成長は頭打ちとなり、日本は長く低迷しています。
 日本はこれから、どうなってしまうのでしょう。とても不安です。

経済学が教えるところによれば、
国の成長力は、基本的には3つに分解されます。

ひとつ目は、人口の増加。
ふたつ目は、資本の蓄積。これは、場合によっては機械化と置き換えてもいいのですけど。
みっつ目は、技術力の増加。

この3つなんですよ。
これは経済学をやっている人なら、誰でも知っている有名な定義です。

つまり、人口は増えている国は、放っておいても、
GDP(国内総生産)は増えるんです。

ですから今、「中国は10%の成長率ですごい」と言っていますが、
そのうち、5~6%は人口増加で自然に達成できているのです。

逆に言えば、成長率が人口増加率よりも低いということは、
一人当たりの所得が減っていくということだから、普通はあり得ないわけ。

次に、ふたつ目の資本蓄積。日本人は昔、どんどん稼いだものを貯金して、
貯金したお金が銀行から中小企業への設備投資にまわって、
それでどんどん機械化が進んだりしていました。

みっつ目は、技術革新。つまり、お金も同じで人口が同じでも、
新しいやり方で、短時間でものを多くつくる、あるいは高い品質をつくる、
ということを、機械化とは、また別の世界でやるということです。

これから日本は、間違いなく人口は減りますから、
この3つの要素のうち、ひとつは明らかにマイナスに進んでいるわけです。

ふたつ目の資本については、お金をどんどん稼いで儲かり、
かつそれが貯蓄にまわって行けば良いのですが、今、日本は儲からない世の中です。

後で紹介しますが、日本の企業は、外国に比べると、利益率が低いのです。
そのようなデータが、もう明らかに出ているわけです。

すると、みっつ目の、技術革新やノウハウだけで頑張れるかと言ったら、
所詮、限界があって、そこのところの日本の科学・技術の力は、急速に
中国や韓国に追いつかれ、場合によっては、追い抜かれているところがあります。

そういう意味で、日本はこれから非常に厳しい世の中になっていくと思いますよ。

―では、これから日本はどうすれば良いと思うのですか?

ひとつは、儲かるような産業構造とかビジネスモデルをつくるしかない。
もうひとつは、余りあるような技術革新や、新しい智恵を出していくしかない。

ですから日本は、皆さんの実感として気がつかないだけであって、
だんだん厳しい世の中になっているんだと思いますよ。


日本の社会全体が大きな目標を見失っている

もうひとつ、社会全体としてね、大きな目標を見失っているでしょう。

僕が子どもの頃は、高度経済成長期だったので、例えば、チョコレートの宣伝で、
「♪大きいものはいいものだ♪」というスローガンがありました。
今じゃ、信じられないけど。

それから、「頑張れば、ともかく今日より明日の方が必ず良くなる」とかね。
根性ものの漫画も出てきて、「根性でがんばればとにかく報われる」と。

とにかく努力すれば報われる、大きいことはいいものだ、必ず明日はもっとよくなる、
そういう時代があったのです。

その後、知識集約化となったときにシフトし、日本人は智恵で生きる、となった。
いずれにせよ、その時代・時代のキャッチフレーズなり、目標があったじゃない。

もっと古くは、「所得倍増」って言っていたわけですよ。
「必ず10年後に給料が倍になるよ」と政府も言ったし、本当にそうなったわけ。

―今では信じられないですね。そのような時代が日本にあったことが。

簡単なの。7%成長すれば、10年で倍だから。
7%は当時の経済学者がいろいろ考えて、できると思ったわけ。

経済学者でも7%は無理だと言う人もいたけど、
実際には、10%近くいったときもあったのだから。

給料が、今は10万円だけど、10年後には20万円になるよ。
すると昔はなかった、カラーテレビやクーラー、カーが家庭に入ってくる。
そのもっと前は、洗濯機とテレビと冷蔵庫でしょう。

そういう目に見える形で、生活が豊かになったりしたし、
アメリカに追いつけ追い越せ、っていう目標が社会にあったのです。

日本は、アメリカ、西ドイツに次いで、3位や4位だったのを、
ついに、西ドイツを抜かしたわけですよ。
そして次、目指すはアメリカだけだ、となった。

流石にアメリカは、人口も2.5倍いるし、圧倒的な工業力と科学技術力を持っているから、
追い抜くのは無理だけど、頑張って追いつくんだ、って目標はありました。

そして、バブル期に一時、追いついたかのような錯覚に陥っちゃったわけですよ。

ところが実際には追いついていかなったし、いろいろな意味で、難しいと思いますよ。
そりゃ、アメリカは国土も広いし人口も多いし、社会のシステムも日本と全く違うしね。

それでなんとなく、社会全体の目標なりを見失ってしまっているかな、
ということはあると思うのですけどね。


これからの日本が目指す道とは? 新成長戦略

―現状を知れば知るほど、日本の将来に不安を感じます。

先ほど申し上げた通り、僕は、環境・エネルギー、
健康(医療・介護)などの分野で、日本は世界をリードしていく力があるし、
そういう部分で生きていくんだと思いますね。

あとは、感性や文化、そして農作物も、僕は非常に重要だと思っています。
日本の農産物は、安心安全だし、きめ細やかだし、味も美味しい。

例えば、あんなに美味しくて柔らかくてジューシーな桃は、
海外にはあまり見当たらないし、海外でも非常に評価されています。

お酒も、日本の安心安全なものは、非常に評価されています。
ですから、日本の農産物も、海外へ輸出できる可能性はあるでしょう。

医療に関して言えば、高度な精神医療や人間ドックを求めて、
海外から日本へ人が来る時代が、いずれやって来ると思いますよ。
今もトライアル的にやっている病院は、例えば、福島にもあります。

実際にシンガポールでは、東南アジアの中で医療をちゃんと受けようと
思った人が、飛行機に乗って、シンガポールに皆、来るわけですよ。
日本も、いずれそうなるんじゃないかな。

あとは、これまでのお話を補完する意味で、資料をお渡しします。
まずは、これが今後の日本が目指す道です。


「需要」からの成長~豊かな国民生活を目指して~ 「経済産業省 新成長戦略(基本方針)~輝きのある日本へ~」より
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これから日本は、環境・エネルギーと健康(医療・介護)、
この2つの分野で強みを発揮できるし、これからアジアや地域を
成長のフロンティアとして、どんどん取り込んだらいいと思います。


日本の強みを活かした成長 「経済産業省 新成長戦略(基本方針)~輝きのある日本へ~」より
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それから観光や地域活性化も、これまで取り組んでいないところも、
フロンティアを開拓していけば良いでしょう。


フロンティアの開拓による成長 「経済産業省 新成長戦略(基本方針)~輝きのある日本へ~」より
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そして、それを支えるのは、科学・技術と人材です。
このような面で、日本は強みを発揮できる部分があると思います。


成長を支えるプラットフォーム 「経済産業省 新成長戦略(基本方針)~輝きのある日本へ~」より
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次に、東北地域経済の発展のビジョンです。
以下3つがあったら、よいのではないかと考えています。

(1)高齢化・低炭素社会に対応するものづくり。
(2)農商工連携なり、地域産品を使った新たな商品やサービスの提供。
(3)エネルギーをあまり使わない低炭素型社会の実現に向けた、
   新エネルギーやバイオを使ったもの。

それから結構面白いと思うのだけど、今年2月から、経済産業省の本省で、
日本の産業競争力をつけるにはどうすればよいか?という勉強をしています。

「なぜ、技術で勝って、事業や利益で負けるのか?」
「原子力、高速鉄道、水ビジネスを、どう売り込むか?」
「ファッションやアニメなど日本の感性や文化を、どう売り込むか?」
といった議論をしています。


日本の一人当たりGDP世界ランキングは23位、国際競争力は22位

それで、これが一番よくまとまっている資料なんですけど、
日本は今、こういう状態なのですね。

◎日本の一人当たりGDP世界ランキングは23位、国際競争力は22位

日本の一人当たりのGDP世界ランキングは、
2位か3位だと皆思い込んでいますが、今は23位ですし、
国際競争力順位は22位ですし、そういうレベルになっているわけです。


世界の中で、日本の経済的な地位は低下している 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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◎日本の貯蓄率は既に先進国で最低の水準

それから日本は、貯蓄率も、皆が思っているよりも、ずっと低いのですよ。


所得分配による内需拡大には限界 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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◎経常利益増はグローバル製造業に依存

ですから、日本はそういう意味で非常に厳しい中で、
まず、ものづくりにひとつ、がんばってほしいことがあります。


パイ(所得)の拡大はグローバル製造業に依存。特に自動車に大きく依存 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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日本が、2001年から2007年に経常利益が増加した全産業のうち、
自動車、エレクトロニクス、材料、工作機械など、
国際競争にさらされているグローバル産業が、約36%稼いでいます。
やはり、この産業にある程度、頑張ってもらわないといけません。

◎日本の輸出比率は非常に低い

ところが日本は、このようなグローバル産業を全部含めても、
海外への輸出比率は17%と、非常に低いのですよね。
韓国は、もう54.8%ですから。


各国輸出依存度の比較 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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◎日系企業は収益率が低い

しかも日本は、海外企業に比べて、収益率が悪いんですよ。
日本企業は、儲かってないわけです。


収益率の比較 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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◎日本企業は、国内で消耗戦

そのひとつの理由は、日本には細かな産業がいっぱいあって、
国内の競争でかなり疲弊している状態だからです。

韓国企業と比べるとわかりやすいのですが、韓国は(10年前の通貨危機で)
IMFに介入された時、「ビックディール」と言われていますが、ある程度、
国家主導型で国内の産業を再編成して、競争力のある企業に集約化しました。

その結果、国内市場は日本の半分なのに、国内市場に対する
一社当たりの市場規模が、日本に比べると、韓国はこんなに多いのですよ。


日韓の市場規模比較 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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◎世界市場の伸びに伴い、日本のシェアが急速に縮小

そんな中、こういう世界市場が急速に伸びている商品に限って、
日本企業はシェアを大幅に落としているんですね。


世界市場の伸びに伴い、日本のシェアが急速に縮小 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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なぜ、こうなるのかと言えば、欧米の企業は、クローズ型とオープン型を
組み合わせた「モジュール型ビジネス」というものに移行しているんです。

要は、自分の強みがある部分は自分で抑えるのだけど、
そうでない部分は、海外で一番安いところから買って、組み合わせてつくる。

なぜ、こういったことができるようになったかと言うと、
電気関係の商品が、すべてデジタル化したからなんですね。

つまり、特定の企業や製品の問題ではなくて、
日本企業のビジネスモデルの問題であることが考えられます。


日本がまだ強い商品はふたつ

その中で、日本には、まだ比較的強い商品があります。
代表例は、このふたつです。

◎世界市場が伸びても、日本がシェアを維持している例


世界市場が伸びても、日本がシェアを維持している例 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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ひとつは、自動車です。
自動車は、アナログの組み合わせなわけです。

要は、力を加えて動かす機械部分と電気部分が組み合わされてできているので、
それぞれ一番安い部品を買ってきて、プラモデルみたいにくっつければ、
パソコンみたいにすぐできるかと言ったら、できないわけですよ、自動車は。

例えば、ギアの部分とエンジンの部分を、どうくっつけたらよいのかとか、
そういう部分の「摺り合わせ」という行為が必要なのです。

これは日本人が非常に得意とするところです。

◎デジカメのクローズ/オープン成功戦略


デジカメのクローズ/オープン成功戦略 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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デジタル商品のなかでも、デジカメは日本がいまだに強いです。

それは、なぜかと言うと、光がレンズから入ってきて、
光を電子信号に変換して、画像に変えるようなところまで、
日本はブラックボックス化して、外に出さないのです。

一方、メモリーカードやUSB接続、アプリケーションソフトやドライバーなどは、
大量生産している他の安いところのものを買ってきて、組み合わせてやっている。
つまり、先ほどお話した「モジュール型ビジネス」をやっているのですね。

これが、日本のまだ強いところですので、
このようなモジュール型ビジネスを組み合わせてやっていき、
かつ、先ほど申し上げたような「ソリューション型ビジネス」、
ものに特化せず、それに関連したノウハウや仕組みも
一緒に売ることもやればいいと思います。

◎海外企業の「ブラックボックス」と「オープン」を合わせた標準戦略の仕掛け


海外企業は標準戦略の仕掛けで競争優位を構築 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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その一つの例は、例えば、携帯電話が今すごい勢いで中国で売れていますが、
携帯電話の基地局で、電波を受け取り、それを信号に変えて流すインフラ側は、
ヨーロッパ企業がブラックボックス化して持っているので、携帯電話の端末が
売れれば売れるほど、基地局でヨーロッパ企業が儲かるようになっています。

ところが、基地局と携帯電話とのやりとりのプロトコルの部分は
オープン化してます。すると、誰でも参入することができるため、
どんどん安い携帯電話が出てきて、ばんばん売れます。

そうすれば、電話回線は増える一方だから、そこにお金を払う人は、
ヨーロッパ企業側に、お金を取られちゃうわけですよ。

このようにして、海外有力プレイヤーは競争優位を構築しているのです。


日本での立地に関する魅力がなくなってきている

それから、日本のビジネスを取り巻く環境として、
日本での立地に関しての魅力がなくなっています。

◎日本は法人税が高い


日本の事業コストが高い 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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ひとつは、日本は、法人税が非常に高いのですね。
日本は約4割ですが、台湾は13%ですし、韓国は23%、
イギリスなどの先進国でも、約30%くらいなんです。

だから日本では、例えば1年間仕事をして、1億円儲かったとすると、
4千万円は税金で取られてしまうのです。

すると、こんなに税金の安い国が隣にあったら、かなわないわけです。

―他国は、なぜこんなに低く法人税を抑えられるのですか?

それは、法人税が低い一方、消費税によって税収を集めているからです。
海外でも、フランスやイギリスの消費税は、だいたい2割くらいですよね。

この中でも、比較的安いといわれているのはアメリカですが、
それでも10%弱じゃないですかね。

消費税というのは、いろいろな問題点があるのも事実ですが、
使った人は絶対に逃げられませんから、ある程度公平なのです。
普通の先進国は、もう少し法人税が安くて、消費税が高いのです。

そして日本はこれから、高齢化社会を迎え、社会保障支出が増えますから、
法人税を下げただけでは、おそらく国家財政がなりゆかなくなるでしょう。

法人税を下げるのであれば、消費税を上げざるを得ない、
という部分は、今後の検討課題だと思います。

◎航空や港湾の競争力が低い

あとは、日本の航空や港湾の競争力が低いというのもあります。
空港の扱い量も、どんどん日本は、ランクが下がっていますし。
そういう問題があります。


世界の空港における航空貨物取扱量ランキング 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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◎日本の人材の競争力

次に、日本の人材の競争力についての問題。
Ph.Dや博士号をとる人の比率は、日本はそんなに高くないです。


科学・工学系博士号取得者数の国際比較推移 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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それに、海外から、高等教育修了者が流入してくる比率が、
アメリカやカナダは10%以上ですが、日本は1%以下ですよ。


高等教育修了者に占める他国から流入する外国人の割合 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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目指すべき日本の産業構造の方向性とは?

このような大競争時代では、日の丸を背負った競争も、
時にはしなきゃいけないと思いますね。

例えば、原子力発電所・鉄道・水などは、どの国もある程度は国家主導で、
国が一丸となって、売り込むようなことをしたのです。

そういうことを、日本もこれからやっていかないといけないんじゃないか。
ということを検討しています。

それから、こちらが先ほど申し上げた、
ソリューション型ビジネスのひとつの話です。

◎今後の付加価値獲得3分野


今後の付加価値獲得3分野 「日本の産業を巡る現状と課題/経済産業省」
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1970~1980年代は、最終的な製品が重要でした。
材料や部品はそのための下請けであり、
かつアフターサービスやシステムの提供、問題解決運営
といったものは、付属品だと思われていたのです。

ところが今や、まさにここが重要であって、
ここを持っていない商品は、どんどん競争力を失ってしまいます。

一番の核となる部品「キーデバイス」を誰が持っているかによって、
その商品の生命が決まるわけですので、それを如何に抑えられるかどうかが、
これからの強みになると思います。

例えば今、電気自動車の電池で、なるべく良い磁石をつくるには、
非常に少ない量しか取れない土の中にある物質「レアアース」が必要です。

ところが、レアアースは、ほとんど100%近く、中国が持っているのですよ。
中国から採掘されるレアアースを使わなければ良い磁石をつくれないのでは、
これから日本の電気自動車は、非常にたちゆかなくなってしまいます。

そこで、レアアースを使わないで良い磁石ができないか、
という研究を今、日本は始めたところです。

◎ものづくり技術の高度化支援


先端新産業分野等を支える「中小企業群」/東北経済産業局
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例えば、「燃料電池」や「情報家電」をつくるために必要なのは「半導体」、
「半導体」をつくるために必要なのは「半導体製造装置」、
「半導体製造装置」をつくるために必要なのは「金型」・・・

将来的に日本のリーディング産業になるような分野も、
このように分解していくと、20分野くらいあります。

このような分野に対しては、経済産業省としても、
いろいろと支援してやっていこう、となっています。


戦略的基盤技術高度化支援事業の採択事例/東北経済産業局
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例えば、光ディスク等を読み取るときのレンズは、
携帯電話のカメラも同様ですが、プラスチック製です。

これは金型にエポキシ樹脂を流し込むことで大量につくるわけですが、
金型にエポキシ樹脂がくっつかないよう「離型剤」というものを塗っていました。

この離型剤を塗らずに、最初からコーティングしていると、
大量に安く、形も崩れずに、同じものができるという金型の技術を、
岩手大学発のベンチャー企業が開発し、経済産業省でも支援しています。

私からの話は、これで以上です。

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