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2016年 12月 03日 (土)

男子校最後の学年の卒業式 仙台二高

2009年03月02日公開

 宮城県内のほとんどの高校で1日、卒業式が行われた。このうち2年前に共学化した仙台二高(青葉区)では、男子別学を経験している最後の卒業生316人が、3年間の思い出が詰まった学び舎を巣立った。

 体育館で行われた式で、卒業生はスーツやはかま姿で入場。なかには着ぐるみや仮装した卒業生もおり、会場は盛り上がった。開式の辞が述べられると、伝統の「よーし」という掛け声が会場中に響き渡った。

 クラスごとに一人一人の名前が読み上げられ、庄司恒一校長が代表者計8人に卒業証書を授与した。卒業証書を受け取った卒業生はクラスごとに、その場で芸人の真似をしたり、歌を歌ったりと、思い思いのパフォーマンスを披露。卒業生と教師の笑いを交えたやりとりもあり、終始笑いに包まれた卒業式となった。

仮装や着ぐるみも登場して盛り上がった男子校最後の学年の卒業式=仙台市青葉区の仙台二高

卒業生一人一人の名前が読み上げられ、各クラスの代表者に卒業証書が授与された

卒業証書を受け取った卒業生は、思い思いのパフォーマンスを披露した


 庄司校長は「行き先の見えない世界に一筋の光を射すようなリーダーになって欲しい。そのためには多様性を認め、柔軟で寛容な心と高い志を持ち、社会のために尽くして欲しい。そして、同窓生との絆を大切にして欲しい」と述べた。

在校生を代表して送辞を述べる生徒会長の越前光さんと、その言葉を受け止める卒業生

 在校生を代表して、越前光さん(生徒会長)は「文武一道を体現した先輩方の姿を見て、入学前に抱いていた不安は希望へと変わっていった。仙台二高の発展を支えていく責任ある立場であることを自覚し、仙台二高の更なる発展のため努力していくことを誓う」と決意の気持ちを示した。

 卒業生を代表して、日置壮一郎(前・生徒会長)さんは「共学化という枠にとらわれず、仙台二高ならではの伝統を継承していく責任を感じている。後輩には二高生の誇りを持ち、これからの仙台二高をつくっていって欲しい」と、後輩たちにエールを送った。

閉式の辞が述べられた後、応援団幹部有志が登壇し、力強く旗を振った

 式には、女子生徒を含む640人の在校生も出席、卒業生をあたたかく送り出した。閉式の辞が述べられ「よーし」の掛け声が響き渡ると、応援団幹部有志が登壇。力強く旗を振り、全員で応援歌を大合唱、卒業式のフィナーレを飾った。

 庄司校長は「彼らの素晴らしい資質を開花させ、社会のリーダーとなって活躍して欲しい。その基礎づくりをある程度できたのでは」と話していた。

 仙台二高では今年度、ハンガリーで開催された国際化学オリンピックに鈴木裕太君(3年)が日本代表として出場し銅メダルを受賞、また「化学の甲子園」と呼ばれる全国高校化学グランプリでも全国1位で大賞を獲得するなど、全国トップの優秀な成績を収めている。

 同窓会会長で首都大学東京学長の西澤潤一さんは、「やっと仙台二高も全国レベルの高校になったのでは」と話している。

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