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2024年 04月 25日 (木)

文化祭で地域との連携深める 宮城二女高

2008年9月04日公開

宮城二女高・文化祭での「むにゃむにゃ通り商店街商興会」展示のようす

 宮城二女高(仙台市太白区根岸町、久力誠校長)は、地域との連携を深めようと、30、31の両日開催した文化祭に、地元の若林区連坊小路「むにゃむにゃ通り商店街商興会」を、模擬店として招いた。同会が同校内で出店するのは、はじめて。

 模擬店では、同会が商店街振興策として企画した特製デザートや、加盟店のパンやコーヒーゼリーなどを販売。どれも午前中に完売する程の人気ぶりだった。

午前中に完売するほどの人気ぶりだった、商店街特製デザートやパン

 他にも、会員が昭和30年代に撮影した商店街の写真や、同会PRに協力する地元専門学校生の作品などが展示され、訪れた人の目を楽しませた。

 同校は、平成22年4月から男女共学・併設型中高一貫校「仙台二華中・高(仮称)」として生まれ変わる。現在は、新校舎建設のため、100年間過ごした連坊を一時的に離れ、仙台市太白区根岸町の仮校舎で、仙台二華中・高開校までの二年間を過ごす。

 商店街の文化祭出店は、今年1月、同会会報の寄稿依頼をきっかけに、久力校長(59)が呼びかけ、同会が快諾し実現した。

宮城二女高の文化祭に出店した「むにゃむにゃ通り商店街商興会」の皆さん

 同会の小原隆郎会長(62)は、「二女高は、我々にとって聖地のようなもの。校長の提案を、粋に感じた。二女高の要請の下、今後も何かあればご協力申し上げたい」と話す。

 同校は、仙台二華中・高開校に向け、学校評議員会を積極的に公開するなど、開かれた学校づくりに取り組んでいる。現在、連坊に建設中の7階建て高層校舎も、300人収容大ホールなどの施設を、地域に開放する予定だ。

 久力校長は、「仙台二華は、県民のための学校。色々な方に出入りして頂くことで、生徒は大人を見ながら切磋琢磨し、成長していく。そんな学校づくりを目指したい」と話している。

【大草芳江】

取材先: 仙台二華      (タグ: , ,

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