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2017年 10月 21日 (土)

【東北大学ALicE×宮城の新聞 ♯013】活躍する女性の先輩の姿伝え、女子高校生の進路選択を後押し/東北大学工学部 取材・写真・文/大草芳江

2015年9月10日公開

女子高校生のためのミニフィーラム「工学にかける私の夢」のようす=7月29・30日、東北大学工学部(仙台市)

 東北大学工学部で、女性研究者やOG、現役女子学生による女子高校生のためのミニフォーラム「工学にかける私の夢」が7月29と30の両日開催され、県内外の女子高校生が将来へのイメージを膨らませた。

 女性の活躍が各分野で期待される一方、工学部に占める女子学生の割合は約1割と少ない。そんな中、工学に興味を持つ女子高校生に活躍する先輩たちの姿を伝え、進路選択の後押しをしようと、同学部がオープンキャンパスの企画として毎年開催している。

 フォーラムでは、同工学研究科等男女共同参画委員長の斎藤浩海教授が「現在、工学分野のみならず、あらゆる場面で女性の活躍が期待されている。本学部の女性の学生や教員、卒業生たちの生活や研究の紹介を通じて、本学部に関心を持っていただけたら」と挨拶。また、工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)による女子学生・女性研究者の支援体制についても紹介があった。

同学部の5つの学科に所属する現役女子学生たちによるクロストーク

 続いて、同学部の女性教員や女性卒業生4名が2日間にわけて講演を行った。その後、同学部の5学科に所属する修士課程の女子大学院生が、各学科の特徴やキャンパスライフを紹介する「クロストーク」があり、学科選択の理由や研究内容、同学部に入学して成長した点などを発表した。

 参加した女子学生や保護者からは「進路や目標が明確に決まっておらず焦っていたが、だからこそ幅広い基礎知識が大事という考えを深められた」「理系というと、男子ばかりで女子は過ごしずらいイメージがあったが、あまり重く考えなくて良いと思えた」といった声が寄せられた。

 同フォーラムの講演要旨は次の通り。


■研究で見る工学部と理学部の違い~薬の副作用を見つけるバイオチップとは?~
 平野愛弓さん(医工学研究科 准教授)

 高校生の頃、私も工学部と理学部の違いは何か疑問だった。最初は理学部に入り途中から工学部に所属した私の経験からお話する。その違いを知るには、まず、理工系学生の生活を知る必要がある。多くの大学で理工系学生の生活が劇的に変わる瞬間は、4年生の研究室配属時。授業中心から研究中心の生活に変わる。この研究こそ「理学的・工学的」と呼ばれるもの。実は、3年生までの授業では原理・原則を習うため、理学部も工学部もそれほど習うことに差はない。では、研究室とは何か。学生が先生から研究テーマをもらい、先輩や先生と相談しながら研究を進めていく場であり、社会生活のトレーニングをする場でもある。

 では、研究とは何か。私の研究をご紹介したい。私は、薬の副作用を見つけるバイオセンサの研究をしている。対象は心臓の細胞。細胞を包む細胞膜の中には、 刺激を認識するための特別なタンパク質がつまっている。このうち「hERGチャネル」という膜タンパク質と薬が反応するため、hERGチャネルを本来通るはずのカルシウムイオンが通れなくなり、不整脈になる。このことが問題視され、数年前から新薬開発でのhERGチャネルへの副作用評価が義務付けられた。そのため人工的に作成した細胞膜の中にhERGチャネルを埋め込み、副作用を見つけるセンサの開発を目指している。

 実は、理学部でも人工細胞膜の作成は行われていたが、僅かな衝動で壊れてしまうため、実用化には問題があった。私が理学部の学生だった頃、「このままでは実用化できないため、人工細胞膜が弱い問題を解決したい」と言うと、教授は「それは、理学部ではなく工学部の仕事」と答えた。次に工学部へ赴任すると、私の問題意識は共感を得て、本学の強みである半導体微細加工技術も活かしながら、人工細胞膜の安定性を達成できた。つまり理学部と工学部で研究内容は似ているが、考え方が違う。理学部は世界初が大事で、工学部は実用性が大事。どちらが良い・悪いではなく、好みの問題。皆さんも好みで選べば良い。

 高校での勉強は、様々な分野のベースになる。例えば、細胞膜には親水基や疎水基があるが、実際には電流計測のため、物理を理解した上で測定する必要がある。また、対象はタンパク質のため、生物の知識も重要だ。さらに、測定した生データにはノイズが多く、信号が埋もれがちなため、フーリエ変換やその基礎となる微分・積分が大事になる。高校の勉強はすべての基本になる。今すぐ役立つとは思えなくとも、5年、10年後にまわり巡って役立つことがある。ぜひ今学校で習っていることを一生懸命勉強して欲しい。?


■「リケジョ」のライフスタイル
 西畑ひとみさん(新日鐵住金株式会社 技術開発本部先端技術研究所)

 東北大学では、溶接を3年間研究し素材と物造りを好きになった。鉄鋼製品は広く利用されており、様々な形で社会に貢献できると考え、住友金属(当時)に研究職として入社。入社時から溶接に携わり、10年目まで薄鋼板の溶接の研究をした。入社12年目の現在は金属組織の成り立ちや制御について研究している。既婚、子ども無し。

 鉄鋼メーカーの技術者の仕事は、溶接等の作業もするし、作製したサンプルを電子顕微鏡で観察して過ごすこともある。何が知りたくてどんな実験をするかを考えるところから始まり、実験結果を解析して考察する。結果は報告し、良いものは特許化して製品化する。報告先は社内に限らず、お客様の製品開発やトラブル解決に活かすこともある。セールスマンのように自社製品をPRしたり、学協会で自社技術をPRすることもある。このほか、社会の技術調査や所属組織の運営にも協力。部下や後輩の育成も大事な業務だ。企業研究職になって驚いたのは、意外と多くの人と関わる仕事だったこと。日常的に関係者と議論や打合せをする、決して孤独ではない仕事だ。

 ライフスタイルについては、朝5時半に起床し出勤するまでの2時間が大切なプライベート時間。お化粧しながら録画したテレビを見たり、朝食は夫分も準備。共働きのため、夕飯はスーパーの惣菜も活用する。一日のスケジュールは8時30分出社・19時退社。出勤後は、まずメールを確認。実験の作業者と打ち合わせをして実験や資料作りをする。会議や資料作成で過ごす日もあれば、逆に、一日中実験室にこもることもある。たまに国内外の出張もある。育児と仕事を両立中の後輩は、9時出社・17時出社で残業なしが基本。残業や出張の日は、旦那さんが協力。企業には仕事と家庭の両立ツールはそろっており、どう使うかは本人とパートナー次第。働き方は皆さん自身が選べる。

 女性が少ないことで困ったことは、学生時代も今もほとんどない。重くて持てない・固くて開けられないなど、体力や体格の差程度。女性の数が少ないと目立つので、顔と名前をすぐ覚えてもらえる。失敗すると目立つが、成功した時や頑張っている時も見てもらえる。それは人に働きかける仕事をする上で、トータルでプラスになると思う。女性の働き方は人それぞれで、皆さんが就職する頃、さらにロールモデルも選択肢も増えるだろう。大学時代の友人たちとは、仕事も住む場所も、家庭状況も違うが今も親しくしている。大学生活は、好きなことを思い切り学べることはもちろん、かげがえのない一生の友人たちと出会える時でもある。よく学び、よく遊び、楽しい学生生活を送って欲しい。?


■復興まちづくりとデザイン
 土岐文乃さん(建築社会環境工学科 助教)

 青森県弘前市生まれ。小さな頃から、絵や模型づくりが好きだった。建築デザインを学ぶためには、工学か芸術の選択肢がある。自分の適性を活かすため、筑波大学の芸術専門学群へ進学した。大学3年生の時、建築のおもしろさを知った。製図室の環境を自分たちで整える課題を与えられ、学生や先生と一緒に場所を考え、自分たちで製作。建築あるいは場所をつくるには、一人の力ではなく周りの力を得ながら進めるチークワークの考え方を学んだ。大学院では、学内でスチューデントオフィスとして使える小屋をつくるプロジェクトリーダーを務め、建築に関わる一通りのことを経験。同時に都市リサーチの研究も行い、地方都市が抱える問題に取組むきっかけを得た。まちづくりに関する研究で博士号を取得。現在、東北大学工学部に所属している。

 建築分野には、「用強美」が必要とされる。「用」は建物の用途や機能、「強」は建物の強度や耐久性、「美」は美しさ。私は美の分野である「都市建築デザイン学」に所属している。では「デザイン」とは何か。デザインという言葉は、明治初頭、日本に輸入された言葉で、「意匠」と和訳された。「意」とは心、「匠」とは技。要約するとデザインとは「心を表す技」であり、「意図を形に表現する行為」という意味合いを持つ。つまり、「建築の意匠」に係る分野とは、「想いを形にあらわす」という、あらゆる人が無意識のうちに日常的に実践する人間的な行為だと理解している。

 現在、復興支援プロジェクトで携わる石巻市雄勝町は、東日本大震災で被災し、人口が4,000人から1,400人に減少した地域。漁業を生業とした小さな集落で、人々が昔ながらの生活を続けている。私は、地元の人々と外部の建築家のつなぎ役として、特徴ある漁師の暮らしの伝統・文化を引き継ぎながら、公営住宅計画をつくる調査や調整を担当している。また、東北大学の土木と建築の先生方がチームを組み、一般的には分業される土木と建築を一緒に考え、効率的な住宅団地を提案している。さらに私は芸術出身者として、高齢化した集落を未来へと引き継ぐため、自分たちの身の周りの環境を整えるプロジェクトを、学生たちと行っている。様々な分野が連携することで、ひとつの町が存続できることを、身近な形で学生が学べる機会をつくりたい。

 これまで建築を基点にしながらも、自分の興味があることに関わってきた。大事なことは、自分が興味を持つことに関わった後、自分が経験してきたものごとと関連づけて考えること。すると、自ずと自分ならではの仕事の仕方や研究テーマは見つかる。ぜひ自分が興味を持ったことを経験し、その経験を関連付けて、新しいテーマを見つけて欲しい。?


■『工学を志す女性へ』~入社9年目働き方一例~
 鈴木美紀子さん(トヨタ自動車株式会社 計測技術部 設備計画室)

 福島県出身。高校時代は、文化祭や部活で皆でワイワイやることが楽しい毎日で、一致団結に憧れていた。担任の物理の先生が東北大学OBで、東北大学工学部を勧められた。高校時代はロボットや飛行機といった漠然としたイメージしかなかったが、ものが形になることに興味があり、東北大学工学部に進学。大学時代は、材料の欠陥を見つける方法を開発し、国際学会での発表も経験した。修士課程修了後、トヨタ自動車株式会社計測技術部に配属。女性の数は少ないが、結婚・出産と仕事を両立する環境は整っている。

 入社3~4年目は、溶けたアルミを金型に流し込んで整形する際の金型の温度や、炉内の温度分布を測る仕事をした。その後、二人の子どもを出産して育休・産休を取得し、復帰して現在に至る。現在は、車両試験評価設備開発を行う仕事を担当している。世界中の人が様々な環境下で車を使うことを念頭に置いているが、海外での評価は費用もかかり、天候にも左右されるため、実験室でできる方法を考えるのが、我々の仕事。また、車はどうしても熱の発生源を持つため、車を効率よく冷やし性能を引き出す「熱マネージメント」の技術を他部署と連携しながら開発している。

 学生から「自分が勉強していることが社会に出てからどうつながるか、イメージが湧かない」との声をよく聞く。社会では、まず挨拶や雑談をした後、技術的な打合せに入る。ここからは皆本気で、大学で学んだことや自分が経験したことが大変重要になり、男女は関係ない。私もこれまで得てきた知識を工学的根拠をもって説明することを心がけている。さらに今、コミュニケーションやチームワークが社内で重要視されている。技術的な知識も重要だが、勉強だけでなく、いろいろな人と関わり、チームワークでものごとを進める力も、高校や大学時代にぜひ養ってもらいたい。

 1日のスケジュール例を紹介する。朝、保育園に子ども二人を預けた後、8時30分に出社。設備搬入工事立会後、その結果を会議で報告し、メール確認や書類作成等の処理をして、昼休み。午後はテストコース走行準備計画の会議や実験事前準備等を行い、最後にメール確認や書類作成等の処理をして19時に退社、保育園にお迎えに行く。

 我が社のテーマは、「もっと『いいクルマ』をつくろうよ」。『いいクルマ』をつくるには計測が重要なため計測技術部のミッションは、「『はかれる』ものは、つくれる」である。トヨタ自動車をご希望の方は、ぜひ計測技術部にも興味を持っていただきたい。


■各学科の女子学生とのクロストーク

Q1.
どんな勉強や研究をしているの?

井澤博子さん(機械システムデザイン工学専攻 修士2年)

 機械のまわりを流れる気体や液体などの流れの様子を明らかにする「流体力学」の研究をしている。

熊谷彰恵さん(応用物理学専攻 修士2年)

 「結晶化ガラス」という、ガラスの一部が結晶化した加工しやすい便利な材料の開発を行っている。

鈴木理恵さん(応用物理学専攻 修士2年)

 光の三原色を組み合わせることで自然な白色照明の作製を目指す「希土類フリー新規赤色蛍光体の探索」をテーマに研究している。

横溝まどなさん(化学工学専攻 修士1年)

 微細藻類からバイオ燃料を生産するプロセスについて研究している。

青木あすかさん(材料科学総合学科 修士2年)

 半導体中の電子が持つ電荷(電気的性質)とスピン(磁気的性質)、両方の性質を利用することで、エレクトロニクスの限界を超えていこうという「スピントロニクス」の研究をしている。

野村怜佳さん(土木工学専攻 修士1年)

 海岸の林はどれくらい津波を防ぐかや、津波が建物に与える衝撃はどれくらいかを、コンピュータを使って災害のシミュレーションをしている。

Q2.
今の学科を選んだ理由は?

井澤博子さん(機械システムデザイン工学専攻 修士2年)

 子供の頃から飛行機などに興味があったが、高校生の頃、進路に迷い、先生から、ゆっくり進路を決めるなら理系と助言を受けた。将来の選択肢を広げるため、幅広い分野の知識を身に付けたいと思い、機械系を選んだ。

熊谷彰恵さん(応用物理学専攻 修士2年)

 私も高校生の時、何をやりたいかは明確ではなかったが、幅広いテーマを扱う学科を選んだ。何を研究するかは、大学に入ってから決められるので、やりたいことが決まっていなくても大丈夫。

鈴木理恵さん(応用物理学専攻 修士2年)

 私も高校生の時、明確にはやりたいことが決まっておらず、太陽光発電に漠然と興味があったため、選択肢の多い学科にいきたいと思い、電気情報応用物理学科を選んだ。

横溝まどなさん(化学工学専攻 修士1年)

 高校生の時、人工生体膜をつくる研究をしたいと思い、「化学バイオ工学科」という学科名で勘違いし、志望研究室とは異なる専攻の学科に進学。しかし進学後、化学・物理学・生物学を幅広く学べ、化学工学の素晴らしさを知り、今では将来、化学工学で社会に貢献したいと思っている。

青木あすかさん(材料科学総合学科 修士2年)

 最初は興味がなかった材料だが、高校生の時にオープンキャンパスで、材料はすべての大本であると聞き、高校でも学ばない分野のため、興味が湧いた。材料といえば東北大学が日本一のため、東北大学を選んだ。

野村怜佳さん(土木工学専攻 修士1年)

 昔から工作好きで、中高生の時は体育祭等で仲間と一緒にものをつくる作業が楽しかった。形に残るものをつくりたいと思い、工学部を選んだ。学科は消去法で決めた。建築は、ものつくる学科だし、皆でわいわいものをつくる作業が多いと思って選んだが、想像通りで、楽しく過ごせた。

Q3.
大学生になって、変わったこと・成長したことは?

井澤博子さん(機械システムデザイン工学専攻 修士2年)

 自己管理。高校生の時は、時間やお金の使い方、勉強のことを、親に任せっきりだった。早起きは今でも苦手だが、大学生になり、自分で考える覚悟ができた。

熊谷彰恵さん(応用物理学専攻 修士2年)

 何でも自分で決める。高校までは、時間割は学校がつくり、大事なことは教えてもらえ、制服があった。しかし大学では、時間割は自分でつくり、連絡事項は自分で確認する必要がある。私服で行けるし、メイクもできる。

鈴木理恵さん(応用物理学専攻 修士2年)

 興味の対象は常に動く。大学1~2年の時はもやもやし、友達の影響で転科も考えた。半年間前倒しで研究室に仮配属された時は、素材の研究をしたいと思った。研究テーマを決める時は「自分は何にときめくか」を最重要視。赤色に発光するのが「かわいい!」と思い、蛍光結晶化ガラスを選んだ。

横溝まどなさん(化学工学専攻 修士1年)

 高校生の時までは優柔不断だったが、まず優先順位を見つけ、優柔不断を克服した。色々やりたいことがあるが、自分の中で一番優先させるべきことを明確にしておくと、的確な判断ができ、後悔のない人生を送れる。

青木あすかさん(材料科学総合学科 修士2年)

 責任を持つことが増えた。高校生のように、食事から体調管理まで母親が面倒をみてくれないため、すべて自分の責任で自ら判断して動く機会が格段に増えた。研究室配属前のバイトや部活の経験が、今研究する上で役立ったため、勉強はもちろん大事だが、いろいろな経験をして欲しい。

野村怜佳さん(土木工学専攻 修士1年)

 高校生の時、理系科目が苦手だった。今も苦手だが、気持ちさえあれば何とかなる。男子と話すのが苦手だったが、良い人ばかりで話せるようになったし、男友達も増えた。また、高校生の時は、良くも悪くも、先生の言うことを素直に聞いて勉強するタイプだったが、タフでポジティブでチャレンジングになり、良い方向に自分が変われたと思う。

Q4.
工学部を目指す人へのメッセージ

井澤博子さん(機械システムデザイン工学専攻 修士2年)

 進みたい分野が決まっている方へ。大学に入ると、全国・全世界の人と出会い、自分を見失いそうになるが、自分にしかできない何かを見つけ、自分らしさを活かす工夫をして欲しい。まだ進みたい分野が決まらない方へ。大学生も進路に迷っている人が多い。選択肢を増やすために幅広い基礎知識を身に付けて欲しい。

熊谷彰恵さん(応用物理学専攻 修士2年)

 いろいろなことをやってみよう。本学科では、電気や通信、医工学など、様々なことを学ぶことができる。さらに学友会やサークルが体育部と文化部を合わせて、その数なんと100以上。アルバイトも、コンビニ店員や工場、家庭教師など、その組合せは無限大。やらないなんて、もったいない。

鈴木理恵さん(応用物理学専攻 修士2年)

 今の君に一番似合う生き方を。今自分が考えられる最良を探そう。でもそれが"最終決定"ではない。実際にやってみなければわからないこともある。最初から一つに決めて守り続けようと拘らなくても良い。興味を持って取り組めば視野は広がる一方。その時々にあった幸せを選ぶと良い。

横溝まどなさん(化学工学専攻 修士1年)

 高校の時まで親の言いなりだったり、先生や友達の意見を鵜呑みにしたりすることが多かった。しかし最終的に自分で決めないと、他人のせいにしたり、後悔したりする。最終的に決断を下したのは自分というのが大事。

青木あすかさん(材料科学総合学科 修士2年)

 具体的に「何がやりたい」と決まらなくて悩んでいる方へ。「なんかおもしろそう」「なんかかっこいい」という漠然とした思いで進んでも、大丈夫。どの分野にもおもしろさが必ずある。それを見つけるのは、自分次第。

野村怜佳さん(土木工学専攻 修士1年)

 今思えば、背伸びするのも悪くなかった。「自分に合った環境」が必ずしも「自分のレベルに合った環境」とは限らない。最初、まわりは優秀な人ばかりでへこんで焦ったが、開き直ってたくさん質問して教えてもらった。「身の丈にあった環境」でくすぶってしまうより、ずっと刺激的で楽しくておもしろくて成長できた気がする。また、目標ははっきりしなくてもよかった。「大きな目標に沿って、ずっとそのままでいなければいけない」という思い込みに自分を縛り付けるのはよくない。その時々で筋が通っていれば、「何となく」という理由で、いろいろ寄り道して良い。
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