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2016年 09月 30日 (金)

全国の博物館が被災地の子どもたちを応援/こども☆ひかりプロジェクト

2012年6月12日公開

8日に開催された「こども☆ひかりフォーラム」のようす=せんだいメディアテーク(仙台市)

 東日本大震災で被災した子どもたちを応援しようと、全国のミュージアムが集まり体験学習の場を提供する「こども☆ひかりプロジェクト」のキックオフイベントが、8日から10日までの3日間、仙台市や福島市で行われた。全国の学芸員が連携し、これから10年を目標に、被災地で草の根的な活動を展開するという。

 8日、せんだいメディアテーク(仙台市青葉区)で開かれたフォーラムでは、ミュージアムが被災地で子どもたちを対象に実施した活動報告が5件あった後、全国のミュージアム館長4人によるパネルディスカッションが行われた。

 「未来をつむぐ子どもたちのために~ミュージアムができること~」と題したパネルディスカッションでは、田中弘子さん(NPO法人あおもりNPOサポートセンター)がコーディネーターを務め、パネリストとして、石井鉄雄さん(仙台市科学館館長)、岩槻邦男さん(兵庫県立人と自然の博物館館長)、中山敏さん(岩手県立博物館館長)、三輪嘉六さん(九州国立博物館館長)が登壇。

 「多様なミュージアムが集まりそれぞれの魅力を発揮することで、子どもたちのためにできることがある」「感受性豊かな時期にこそ、多様な体験を通して、生きる力を身につけさせたい」「市民参加型の博物館が、今後の展開に重要だ」などの意見があった。

9日に開催された「こども☆ひかりフェスティバル」のようす=仙台市科学館(仙台市)

 続いて9日は、仙台市科学館(仙台市青葉区)を会場に「こども☆ひかりフェスティバル」が開催され、全国15館・団体による11の体験プログラムが実施された。移動水族館や南蛮衣装試着、化石のレプリカづくりなど、多様なジャンルのプログラムが実施され、多くの親子連れらでにぎわった。10日も、福島市子どもの夢を育む施設で、同様のフェスティバルが開催された。


インタビュー

◆多様な体験から、夢を描いて
/「こども☆ひかりプロジェクト」代表の清水文美さん
 (博物館ボランティアグループ「るんるんぷらざ」主宰)

「こども☆ひかりプロジェクト」代表の清水文美さん

 子どもたちには夢を描いて欲しい。しかし、何かになりたいと思っても、心がさびしければ言えない。子どもたちに心置きなく好きなことを言ってもらえるよう、私たちは応援したい。そのもととなるのは、現実を伴った体験。子どもの可能性は一つではないので、異分野のミュージアムが集まることで、子どもたちに美術や科学など多様な体験をしてもらいたい。


◆広範な連携により、それぞれの魅力を発揮
/石井鉄雄さん(仙台市科学館館長)

仙台市科学館館長の石井鉄雄さん

 ミュージアムとして広範に連携する実績ができたことで、それぞれの持ち味を知り、人的な交流を進められた点が、とても良かった。また、来場者に対しても、多様なおもしろいもの・不思議なものを見せてあげられる良い機会となった。来年も続ける場合、県内でもさらに受入体制を整えることができれば良いと思う。

取材先: 仙台市科学館      (タグ: ,

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