(9685)
2017年 05月 23日 (火)

未来のまちづくりに市民の声を 市役所の外で仙台市総合計画審議会

2010年07月14日公開

13日、せんだいメディアテーク(仙台市青葉区)で開催された仙台市総合計画審議会の「都市の魅力部会」のようす (撮影協力:仙台市)

 仙台市は13日、総合計画審議会の「都市の魅力部会」の第1回目をせんだいメディアテーク(仙台市青葉区)のオープンスクエアで開催し、市民ら約50人が傍聴した。未来のまちづくりの指針となる新しい総合計画づくりに向け、より多くの市民と議論を共有しようと、会場を市役所の外に設置した。

 部会では、環境、都市機能、経済など、都市の魅力を高める政策分野の動向や課題などについて事務局から説明があった。続いて、学識経験者や企業経営者などからなる委員11人によって審議が行われた。

仙台市総合計画審議会の「都市の魅力部会」の審議のようす (撮影協力:仙台市)

 委員からは、市として戦後初の人口減少を見据えながらの計画となる点について「東北の中の仙台というポジションも考慮し、人口の数だけでなく質も意識しなければ、方針を見誤る恐れがある」「同じ市域内で"まだら模様"で進展する人口減少、高齢化などの地域課題に対して、厳しい財政状況の中、新たな投資が難しいことも提言せざるを得ない」といった意見などが出された。

 会場からは、「都市の魅力とは何なのか。誰にとっての魅力なのか。より具体的に話を進めていければ良かったのでは」という意見があった。

 部会長の宮原育子さん(宮城大学教授)は、「今回はじめて市役所の外に出て、委員以外の人と議論をしたが、まだまだ話し合うべきことはたくさんある。これからも審議会や『まち歩きフィールド Cafe(※1)』などで、未来のまちづくりについて、市民の皆さんと一緒に考えていきたい」と話した。

 総合計画は、総合的かつ計画的な行政運営を行うため、都市づくりの将来像を掲げ、それを実現するための施策の方向性を示すもの。審議会は学識経験者や企業経営者など30人で構成。これまで計4回の審議会と、部会である起草委員会を計5回開いた。

 今回から15人ずつ2グループに分かれ、「市民の暮らし部会」と「都市の魅力部会」の2つの部会で、分野ごとの施策体系や方向など、基本計画の具体的な中身について検討を行う。同会は今後、数回の審議を経て、2011年1月に奥山恵美子市長に答申予定。

(※1)まち歩きフィールド Cafe
 参加者がグループで、4つの市民活動の現場を訪ね、市民の力によるまちづくりについて話し合うワークショップ。実施日は、8月28日と9月4日の2日間。7月20日まで参加者の募集を行っている。詳細や申込は、仙台市役所のホームページを。

奥山恵美子仙台市長より「仙台市総合計画審議会委員」の委嘱を受け、『宮城の新聞』の大草芳江は20代の委員として審議会に参加します。『宮城の新聞』では、仙台市総合計画審議会での審議のプロセスを記事にまとめ、中高生の皆さんに伝えていきます。
【関連記事】
人口減少社会の新しい都市づくり模索 仙台市総合計画審議会発足
【レポート】目指すべき都市像を議論開始 第2回仙台市総合計画審議会

取材先: 仙台市      (タグ: , ,

▲このページのトップHOME


コラボレーション

ハワイ惑星専用望遠鏡を核とした惑星プラズマ・大気変動研究の国際連携強化)×宮城の新聞
東北大学工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)×宮城の新聞
宮城の新聞×東北大学理学部物理系同窓会泉萩会
KDDI復興支援室×宮城の新聞インタビュー
宮城の新聞×東北大学大学院 理学研究科 地学専攻 塚本研究室
宮城の新聞×生態適応グローバルCOE

おすすめ記事

【特集】宮城の研究施設

一般公開特集

【特集】仙台市総合計画審議会
参加レポート

仙台の10年をつくる

【社会】社会って、そもそもなんだろう?





カテゴリ の記事一覧

同じ取材先の記事

取材先: 仙台市 の記事一覧


▲このページのトップHOME

社会って、そもそもなんだろう?
最新5件



カテゴリ


取材先一覧

■ 幼・小・中学校

■ 高校

■ 大学

■ 国・独立行政法人

■ 自治体

■ 一般企業・団体


宮城の新聞
仙台一高
宮城の塾
全県一学区制導入宮城県内公立高校合同説明会をレポ
宮城の人々