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2017年 09月 24日 (日)

開校7ヶ月の成果披露 仙台青陵中で開校記念式典

2009年11月10日公開

仙台青陵中等教育学校(仙台市青葉区)で31日行われた開校記念式典のようす

 仙台市初の公立中高一貫校として今年4月に開校した「仙台青陵中等教育学校」(仙台市青葉区)の開校記念式典が31日、同校で行われ、学校関係者や生徒・保護者らが出席した。

 式典で渡辺尚人校長は「開校から7ヶ月が経過したが、生徒一人ひとりが確かな足取りで着実に成長を遂げ、本校は確実に新しい歴史を刻んでいる。『知性を高め・感性を育み・意志を鍛える』という教育方針の下、やがて豊かな実を結ぶよう、今後も地道な努力を重ねていきたい」と式辞を述べた。

同校の特色をスピーチや寸劇で紹介する生徒代表ら

 式典では生徒代表らが、同校の特色をスピーチや寸劇で紹介。45分授業で1日7コマの授業を行うため、学習指導要領で定められている標準授業時数よりも多い授業数を確保できることや、学校独自科目の魅力などについて、ユーモアを交えながら紹介していた。流暢な英語のスピーチで、学校独自科目「オールイングリッシュ」の学習成果を披露する生徒の姿もあった。

 式典に続いて、同校教育アドバイザーで上智学院顧問の西澤潤一さんによる「学問の都 仙台」と題した記念講演会が行われた。同校の教育アドバイザーは、ほかに東北大教授(数学)の小谷元子さんと同大学准教授(文学)の江藤裕之さんが務めている。

 式典の前には授業公開も行われ、前期課程(中学校)における同校の独自科目「ことばと論理」や、後期課程(高校)における英語の少人数授業などが公開された。

公開された学校独自科目「ことばと論理」の授業のようす

 「ことばと論理」は、論理的な思考力や表現力を育て、ものの見方や考え方を広げることを目的とする同校独自の科目。2分間のスピーチ内容を10分の準備時間内でまとめ発表する授業や、竹取物語など古典の冒頭の文を暗唱する授業など、各教諭が独自の教材で授業を行っていた。

 仙台市教育委員会委員長の松坂宏造さんは「コミュニケーション能力や思考力・判断力などを身につけていくという気概を感じた。授業を積極的に公開し、新しい授業の提案をするなどして、仙台市の教育のけん引役として大きな役割を果たすことを期待している」と話していた。

―同校教育アドバイザーの西澤潤一さんと小谷元子さんに、同校に対する期待を聞いた

同校教育アドバイザーの西澤潤一さんと小谷元子さん

◇西澤潤一さん 「大変な冒険だ」
 強制的なところから育つのを待つようなこれまでの教育とは大きく異なるもので、大変な冒険だ。ぜひ成功させなければならない。

◇小谷元子さん 「新しい教育が生まれるのでは」
 授業公開では、生徒が意欲的、自発的で感心した。与えられたものをただ受け取るだけでなく、自ら発想し創っていくような、新しい教育が生まれるのではないかと期待している。

取材先: 仙台青陵中等教育学校      (タグ:

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