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2017年 11月 21日 (火)

最先端の科学技術に触れて 応用物理学会が理科教室

2011年8月22日公開

20日に行われた応用物理学会主催「リフレッシュ理科教室」のようす(会場=東北大学多元物質科学研究所)

 理科に親しんでもらおうと「リフレッシュ理科教室」が20日、東北大学の多元物質科学研究所(仙台市青葉区)で開かれた。全国の大学研究者らでつくる応用物理学会の東北支部の主催で、今年で13回目。小中高生ら約50人が参加し、「光の不思議と太陽電池の体感実験」をテーマに、2つのコースに分かれて実験を行った。

 「いろいろな色素を使って太陽電池を作ろう」は、ハイビスカスなどの色素が太陽光を吸収し、電子を酸化チタンに受け渡すことで電流が流れる太陽電池を学ぶ実験。

 まず酸化チタンが均一に塗られた電気伝導性ガラスを、ハイビスカスやワインの色素液に数分間浸け、もう一枚の電気伝導性ガラス全体に、伝導性を上げるため鉛筆を塗り付けて黒鉛でコーティング。

完成した陽電池をデジタルオルゴールにつなげ、音が鳴るか確かめたときのようす

 ヨウ素液(電解液)を垂らし、2枚の電気伝導性ガラスを重ねてクリップで留めて、電池が完成。電極をつないで光に当てて、どれくらい発電したか測って確かめた。

 完成した太陽電池をつなげてデジタルオルゴールが鳴るか確かめると、参加者は「小さいけど音が鳴った」と声を弾ませた。

 生徒を引率した宮城県柴田農林高等学校自然科学部副顧問の雨宮由美子さんは、「学校の外でも生徒がいろいろなことに興味を持ち、日頃の部活動につながるきっかけになれば」と期待する。

東北大学電気通信研究所准教授の木村康男さん

 担当した東北大学電気通信研究所准教授の木村康男さんは「科学や技術はノウハウの積重ねであり、そのベースに理科がある。理科の知識を使い、原因を確かめて、よりよくしていくことが大切だ」と話していた。


取材先: 応用物理学会      (タグ: , ,

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