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2017年 04月 25日 (火)

宇宙をまるごと楽しんで 仙台市天文台まつり

2011年2月17日公開

開台56周年を記念したイベント「天文台まつり」のようす=仙台市天文台(仙台市青葉区)

 2月1日で開台56周年を迎える仙台市天文台(仙台市青葉区)は5、6の両日、記念イベント「天文台まつり」を開催し、2日間で約9200人の家族連れらが訪れた。

 2回目となる今年は施設が無料開放され、訪れた人たちは宇宙や天文台に関する様々なイベントを楽しんでいた。普段は体験できないプラネタリウムの操作体験や、同天文台と連携した市民活動の紹介などもあった。

 6日に行われた「宇宙クイズ王決定戦!」では、子どもたちが天文台や宇宙に関するクイズに挑戦。「オリオン座を探せ!」「最も面積が大きな星座は?」などの問題がプラネタリウムのスクリーンに映し出されるたびに、子どもたちの歓声が響いた。

ウォークラリー「宇宙をはかろう」のようす

 同天文台の今年のテーマ「宇宙をはかる」に関連したイベントも多数行われた。「宇宙をはかる」ウォークラリーでは、展示物を利用した様々なクイズに挑戦。訪れた人たちは、カードの穴から月をのぞく立ち位置を変えることで月の大きさをはかったり、公転する地球の模型を巻尺で測定することで夏至と冬至の昼と夜の時間をはかったりしていた。

東北大学教授の二間瀬敏史さんによるトークショー「宇宙をはかる」のようす

 東北大学教授の二間瀬敏史さんによるトークショー「宇宙をはかる」では、宇宙の重さを測る研究の現状が紹介された。宇宙では普通の物質はわずか5%弱に過ぎず、目に見えない奇妙な物質「暗黒物質」が宇宙のエネルギーの約3割を占め、残りのほとんどは正体が全く不明の「暗黒エネルギー」が占めていることなどを二間瀬さんは説明。訪れた人たちは、最新の宇宙論に聞き入っていた。

 このほか、プラネタリウムを手作りするワークショップや、天文学をモチーフにした子ども向けカードゲームなどがあった。訪れた人たちは思い思いに宇宙を楽しんでいた。

台長の土佐誠さん

 台長の土佐誠さんは、「天文学や科学、その周辺の文化を楽しむ文化施設として、天気が良くても悪くても、ぜひ天文台でひとときを過ごしていただき、自分自身の中で何かを見つけていただければ」と話している。

取材先: 仙台市天文台      (タグ: ,

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