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2018年 10月 23日 ()

ものづくりで宮城を元気に 「みやぎ優れMONO発信事業」スタート

2009年6月22日公開

 宮城から自主自立型の元気な企業をもっと生み出そうと、宮城県や経済団体などが一丸となり、優れた工業製品を発掘、育成し、販売促進する「みやぎ優れMONO発信事業」が今月、スタートした。関係団体で議論をし、1年半をかけて準備を進めてきた。

 県内で生産された優れた工業製品の中から、品質、技術、安心・安全、環境など10項目の基準をクリアした製品を「みやぎ優れMONO」として認定、国内外へ継続的に情報発信することで、顧客価値創造を目指す。

「みやぎ優れMONO発信事業」開始記念イベントでは、村井嘉浩県知事、アイリスオーヤマの大山健太郎社長、みやぎ工業会の川田正興会長、宮城高専・仙台電波高の宮城光信校長が、パネル討論を行った

 事業開始を記念して開催された17日のイベント(主催:みやぎ工業会)では、村井嘉浩県知事、アイリスオーヤマの大山健太郎社長、みやぎ工業会の川田正興会長、宮城高専・仙台電波高専の宮城光信校長が、パネル討論を行った。

 パネリストからは「いくら良いものをつくっても、売れなければ成長発展はない。売れる仕組みをどのようにつくるかが重要だ」、「宮城の企業は従来型の経営は上手だが、成長発展をしていない。挑戦マインドが問題だ」、「自分の企業が宮城の製造業をひっぱっていくのだという気概を持ってもらいたい」など、宮城の産業発展に必要な素質について、意見が述べられた。

採用された「優れMONOマーク」のシンボルマーク。器や手に見える紺色のベース部分は、地域や企業、独自の技術や工夫をイメージし、水玉は製品の発展性や成長性を表現している

 記念イベントでは、「優れMONOマーク」のシンボルマークも発表。全国から125点の応募があり、審査の結果、グラフィックデザイナーの遠藤歩美さん(仙台市)の作品が採用された。歴史性を取り入れたカラーなど、宮城らしい個性的でバランスのよいマークが高い評価を受けた。

 大学・高専など22機関による企業支援ネットワーク「KCみやぎ」の事例も発表され、風の力で気流を攪拌する「ウインドウィル」(空調企業株式会社)の開発や、東北工業大学の産学連携の成功事例などが紹介された。

「交流から連携が生まれる。異業種の交流から、産業を発展させたい」と、みやぎ工業会の設立以来、22年間続けられている交流パーティー

 みやぎ工業会・専務理事の管野繁さんは、「ものづくりの推進は、産業の発展に必要なこと。そのための実直な活動が、『みやぎ優れMONO』や『KCみやぎ』などの形になっている。皆の熱い思いを感じている。皆で一丸となればやっていけるはずだ」と話している。


―宮城の発展に、何が必要と考えるか。中高生へメッセージを。

村井嘉浩・宮城県知事

◇村井嘉浩・宮城県知事の話
 宮城県が大きく発展するためには、ものづくりが大切。そのためには、若い人たちがものづくりに関心を持たなければ駄目。若い人たちは、数学や理科をしっかり勉強することがプラスになる。数学や理科を学ぶことは、将来、ものごとを論理的に考えることに役立つはず。

梅原克彦・仙台市長

◇梅原克彦・仙台市長の話
 産学官連携に限らず、オープンマインドになることとが大事。それと同時に、自分の専門あるいは好きな分野を深めることが大事。交流・連携ありきではない。自分の専門分野を深めなければ、相手に与えるものがないからだ。若者よ、頑張れ。パソコンにへばりつくな、せっかくの頭脳が台無しになる。本を一生懸命読みなさい。どんな分野でも、一生懸命勉強しておくことが大切だ。

取材先: みやぎ工業会      (タグ: , , , ,

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