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2017年 07月 20日 (木)

東北最大級の絶滅ホ乳類展を開催 18日から仙台市科学館で

2010年07月19日公開

18日から仙台市科学館で開催中の特別展「タイムスリップ!!絶滅ホニュウ類ワールド~恐竜にかわる地球の支配者たち~」のようす

 恐竜絶滅後に大繁栄を遂げたホ乳類の進化や多様性を紹介する特別展「タイムスリップ!!絶滅ホニュウ類ワールド~恐竜にかわる地球の支配者たち~」が18日、仙台市科学館(仙台市青葉区)で始まった。絶滅ホ乳類を対象にした展示会としては東北最大級。8月25日まで。

 6500万年前の巨大隕石衝突により恐竜が絶滅するまで、影を潜めて生活していたホ乳類。展示会では、恐竜絶滅後、地球環境を脅かすまでに大繁栄を遂げたホ乳類の進化や多様性を展示で紹介。また、化石産地として全国的に有名な仙台市太白区の化石も展示している。

 開展式では青沼一民教育長が「たくさんの方に協力いただき、約2年前から準備してきた特別展。ぜひ夏休みに何度も足を運んでほしい」とあいさつ。テープカットで開幕を祝った。

サーベルタイガーやオオナマケモノの復元標本などの前で写真撮影する親子連れら

 世界中から集められた化石標本など170点以上が並ぶ会場には、初日から親子連れらが次々に訪れ、サーベルタイガーやオオナマケモノの復元標本などの前で写真撮影をしたり、実物化石に触れたりしていた。

 このほか、東北に初めてやってくる「トリケラトプスの頭骨」や、仙台に生息していた「パレオパラドキシア」の日本初公開の貴重な化石なども公開された。マンモスをものみ込んで化石にしたアメリカの天然アスファルト池を体験するコーナーもあった。

アメリカの天然アスファルト池「タールピット」にはまった動物たちの化石。エジプトでミイラの腐敗防止用にタールを使用したように、この池に落ちた動物たちは、大変保存状態の良い化石となっている。

タールの粘性実験器で、天然アスファルト池にはまった動物になった気分を味わう子どもたち。


 母親と訪れた小学6年生の児童は「冬は固まって渡れる天然アスファルト池だが、夏は池を渡ろうとした動物たちが抜け出せなくなり、化石になっていることがおもしろかった」と笑顔で話した。

特別展担当の西城光洋さん=仙台にも生息していた「パレオパラドキシア」の骨格標本と復元標本の前で

 学芸員の西城光洋さんは「人類の存在や地域を見つめなおす機会にもなる。まずは実物を見て触れてほしい」と来場を呼びかけている。

 期間中、毎週水曜日の午前10時からは、先着30人にマグネット付ミニ化石レプリカをつくる化石工作教室がある。小学3年生以下は保護者の同伴が必要。このほか、毎週木曜日の午前10時からは、小中学生先着50人を対象にクイズラリーを行う。

 15日は午前10時からと午後1時から、学識経験者や化石研究者による化石鑑定会「化石の名前を調べよう!」も行われる。事前申込不要。名前を調べたい化石を持参する。講師は、宮城教育大学名誉教授の増田孝一郎さんや東北大学名誉教授の永廣昌之さんら。

 午前9時から午後4時45分(入館は午後4時まで)。7月18日は午前10時公開。月曜休館(祝日の場合は翌火曜休館)。一般800円、高校生600円、小中学生300円。常設展入館料も含む。問い合わせは、同館022・276・2201へ。

取材先: 仙台市科学館      (タグ: , ,

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