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2017年 06月 27日 (火)

地元の農業知って 宮城県古川農業試験場で参観デー

2009年10月5日公開

宮城県古川農業試験場の外観と、お絵かき用に設置された県内最大級サイズのラップサイレージ

 試験場の取組みや、農業生産と食料について理解を深めてもらおうと、宮城県古川農業試験場の「参観デー」が4日、同試験場で開かれた。宮城県畜産試験場、宮城県水産技術総合センター内水面水産試験場、宮城県農業大学校との共催で、県内外から親子連れら370人が訪れた。

 各試験場が行っている試験研究について展示されたほか、施設や試験場内のほ場を巡るバスツアーが行われた。このほか、県内産大豆の納豆や県内産米粉パン、県農業大学校の学生が生産・加工した農産物などが販売され、地元産直品を買い求める人でにぎわった。

◆「ササニシキ」「ひとめぼれ」生んだ宮城県古川農業試験場

各試験場が行っている試験研究について展示された

 同試験場で、これまで育成された品種は計40種。「ササニシキ」や「ひとめぼれ」など全国的に普及した大物品種も、同試験場で誕生した。

 ササニシキの食味を維持しながらひとめぼれのような育てやすさを実現する「東北194号」など、当日は新品種試食会も行われた。現在、東北194号など開発中の3つの系統がデビューを待っている。

◆「あおばの恋」で温麺の商品化技術開発中

真剣な眼差しで手打ちうどん作りに挑むこどもたち

 同試験場では、宮城大学や白石興産と共同で、めん用の小麦新品種「あおばの恋」を使った温麺(うーめん)の商品化技術の開発を図っている。

 手打ちうどん体験コーナーでは、抽選で当選した12組の親子連れらが、「あおばの恋」を使ったうどん作りに挑戦。参加者は生地づくりから始め、力いっぱい生地をこねて延ばし、包丁で切りそろえる作業を30分で体験。自ら手打ちした出来たてのうどんに舌鼓を打った。

 そのほか、稲刈りや餅つき、手づくりバターなどの体験コーナーも設けられ、来場者の人気を集めた。「複数の体験コーナーに参加した」と話す近所に住む親子連れは「家庭ではできない体験ができるので、毎年楽しみにしている」と喜んでいた。

場長の城所隆さん

 場長の城所隆さん(60)は、「穀物の安定確保をめぐる競争が世界的に激しさを増すなか、穀物では米のみが食料自給率100%を超えている。海外頼みではなく自国で穀物をまかなえるよう、自分たちの主食や地元にもっと目を向けてもらいたい」と話していた。


取材先: 宮城県古川農業試験場      (タグ: , ,

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