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2024年 10月 16日 (水)

コミュニケーションの未来を体験/東北大通研で一般公開、10月12・13日

2013年8月31日公開

 東北大学の電気通信研究所(仙台市青葉区片平2-1-1)は10月12・13の両日、研究施設や研究成果を一般公開する。午前10時から午後5時まで。入場無料。小中学生から大人まで楽しめる。

現在も電子レンジに必ず使われているマグネトロン。その発明当時の貴重な試作品も展示される。

 現在も電子レンジに必ず使われているマグネトロンや、テレビやラジオの受信に欠かせないアンテナ、ビデオテープやハードディスクの開発につながった世界初の磁気記録方式、光通信や半導体素子など、数々の歴史的発明品を世に送り出してきた同研究所。

 一般公開では、これら歴史的発明品の展示とともに、高速光通信やワイヤレスで動かす人工心臓などの最先端技術を体験できる公開実験も行われる。

電池のいらないAMラジオ工作教室のようす。6つの部品で作れる。

 約30ある研究室・施設も公開され、小中学生でも理解できるよう、研究者や学生が最先端研究をわかりやすく紹介する。工作教室では、毎年好評の電池不要のラジオ製作のほか、光で動くソーラーかもめや身近な色素を使った太陽電池を作る教室などがある。

 なお、今年度は「片平まつり」も同日開催され、金属材料研究所や加齢医学研究所など、同研究所のほかに7つの附置研究所も一般公開される。詳しくは、同大の通研一般公開ホームページ、または「片平まつり」ホームページを。

【関連記事】
歴史的発明から最先端研究まで体験 東北大通研で一般公開(2010年取材レポート)

取材先: 東北大学      (タグ:

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