市民向け 公開シンポジウム 「大震災と価値の創生」
| イベント名 | 市民向け 公開シンポジウム 「大震災と価値の創生」 |
| 日時 | 2012年3月9日 （金）13時00分～18時00分 2012年3月10日（土）10時00分～17時00分 |
| 場所 | 東北大学川内北キャンパス マルチメディア教育研究棟2F「マルチメディアホール」 |
| 主催 | 東北大学 香港教育学院 |
| 目的 | 東日本大震災から一年目を迎えようとしています。地震と津波による被害とそれに続く福島原発事故は、これまで私たちが自明のものとして安住してきた価値観、自然観、文明観などを大きく揺さぶりました。被災地で復旧・復興への努力が続けられているなかで、大震災が突きつけている根本的な問いを受け止め、私たちのライフスタイルを考え直すために、東北大学大学院文学研究科は香港教育学院と協力し、国際交流基金の援助ならびにSpirit of the Tohoku University 2011の協賛を得て、「大震災と価値の創生」をテーマに２日間にわたり公開シンポジウムを開催する運びとなりました。 基調講演には日本文化研究で知られるフランスの地理学者オギュスタン・ベルク氏をお迎えしています（主著に『風土の日本』、『空間の日本文化』ともに＜ちくま学芸文庫＞など）。ほかに川本隆史氏（東京大学）と野家啓一氏（東北大学）の対談、竹内整一氏（鎌倉女子大学）および鈴木岩弓氏（東北大学）の特別講演などを加え、震災後一年を経ようとしている現在、私たちがどのような「生のかたち」を目指すべきかを市民の皆様とともに考えて行きたいと思っています。 |
| 内容 |
□基調講演 3月9日13時～ 講演者：オギュスタン ベルク（フランス国立社会科学高等研究院） 演 題：「災害、世俗性、物の哀れ：これから日本の風土性は？」 使用言語：日本語 □対 談 3月10日15時30分～17時 テーマ：大震災以後の「物語り」と「ケア」 登壇者：川本隆史（東京大学）、野家啓一（東北大学） □特別講演 ①3月9日15時15分～ ②3月10日15時～ ①講演者：竹内整一（鎌倉女子大学） 演 題：「＜無常＞を生きる力－＜はかる＞ことと＜はかりえない＞こと」 ②講演者：鈴木岩弓（東北大学） 演 題：「東日本大震災における土葬の採用－現代日本人の死者観－」 申込み：事前申し込み不要 入場料：無料 お問合せ先：東北大学文学研究科 哲学・倫理合同研究室 藤尾 E-mail tohokuconference311@gmail.com ※詳細は東北大学「プレスリリース」をご覧下さい。 |
